筋肉痛の原因と正しい治し方|最新エビデンスでわかる本当の対策
- BRIGHTパーソナルジム戸塚

- 4月10日
- 読了時間: 4分

◎この記事を書いた人
高畑 由光
BRIGHTパーソナルジム代表
トレーニング指導7,000セッション以上
横浜市戸塚区でBRIGHTパーソナルジムを運営
筋トレや運動後に起こる「筋肉痛」。
「効いている証拠」「乳酸が原因」など様々な説がありますが、現在ではその多くが見直されています。
本記事では、最新の研究をもとに
筋肉痛の本当の原因・回復方法・正しい付き合い方をわかりやすく解説します。
筋肉痛とは?(遅発性筋肉痛:DOMS)
一般的に筋肉痛と呼ばれるものの多くは
遅発性筋肉痛(DOMS:Delayed Onset Muscle Soreness)です。
特徴としては以下の通りです。
運動後12〜24時間で発生
48〜72時間でピーク
数日〜1週間で自然回復
特に、普段行わない運動や負荷の高いトレーニング後に起こりやすいのが特徴です。
【最新研究】筋肉痛の本当の原因
乳酸は原因ではない
かつては「乳酸が溜まることで筋肉痛が起こる」と考えられていました。
しかし現在ではこれは否定されています。
乳酸は運動後すぐに代謝されるため、
数日後に現れる筋肉痛の原因にはなりません。
筋肉の微細損傷と炎症
現在の主な考え方は以下です。
筋線維の微細な損傷
それに伴う炎症反応
これにより、筋肉に痛みや張りが生じます。
神経の過敏化(最新の重要ポイント)
近年注目されているのが
痛みを感じる神経の過敏化(感作)です。
筋肉そのものの損傷だけでなく、
炎症により神経が敏感になり、痛みを強く感じる状態になります。
つまり筋肉痛は
「筋肉のダメージ+神経の反応」によって起こると考えられています。
筋肉痛が起きやすい動き
特に筋肉痛を引き起こしやすいのが
エキセントリック収縮(伸張性収縮)です。
例
スクワットでしゃがむ動作
ダンベルを下ろす動作
筋肉が伸びながら力を発揮するため、
筋線維に大きなストレスがかかります。
筋肉痛=効果がある?は正しいのか
結論としては以下です。
筋肉痛は「刺激が入ったサイン」ではある
しかし「筋肉痛=筋肥大」ではない
実際には、筋肉痛がなくても筋肉は成長します。
一方で、強すぎる筋肉痛は回復を遅らせる可能性があります。
筋肉痛を早く治す方法
1. マッサージ・フォームローリング
血流を促進し、回復を助けます。
研究でも比較的効果が高いとされています。
2. 軽い運動(アクティブリカバリー)
ウォーキングや軽いトレーニングなど。
完全に休むよりも、
血流を促すことで回復が早まります。
3. 入浴・温熱
体を温めることで血流が改善し、回復を促進します。
4. 栄養補給
回復には栄養が不可欠です。
タンパク質:筋修復
炭水化物:エネルギー回復
ビタミン・ミネラル:代謝サポート
効果が薄い・誤解されている対策
ストレッチ
筋肉痛の軽減効果は限定的とされています。
冷やしすぎる
炎症を抑えすぎると、回復が遅れる可能性があります。
完全に動かない
血流が低下し、回復が遅れる原因になります。
筋肉痛を予防する方法
トレーニング強度を徐々に上げる
継続的に運動する
フォームを適切にする
急激な負荷変化を避けることが最も重要です。
まとめ
筋肉痛は単なるダメージではなく、
体が適応している過程の一部です。
乳酸は原因ではない
筋損傷+炎症+神経反応が関与
マッサージや軽い運動が有効
痛みの強さと効果は比例しない
最後に
筋肉痛に振り回されるのではなく、
正しく理解し、コントロールすることが重要です。
無理に痛みを追い求めるのではなく、
継続できるトレーニングこそが成果につながります。
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著者プロフィール

高畑 由光
BRIGHTパーソナルジム代表 / パーソナルトレーナー
香川県出身。高校時代は野球部に所属し、外部トレーナーの指導のもとウエイトトレーニングを学ぶ。
その経験をきっかけに、18歳から本格的にジム通いを始める。
その後パーソナルトレーナーとして活動を開始し、これまでに7,000セッション以上のトレーニング指導を担当。
現在は横浜市戸塚区でBRIGHTパーソナルジムを運営し、初心者の方でも無理なく続けられるトレーニング指導を行っている。
姿勢改善・ダイエット・ボディメイクを中心に、健康的に体と人生を変えるサポートを得意としている。
大会実績
2022年 キングオブフィジーク大阪 3位
2023年 東日本メンズフィジーク大会 5位
オールジャパンメンズフィジーク出場(2022・2023)
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